Perla di Yukiko by ユークルチェ Joekeltje

ジュエリーデザイナー由紀子のテネシーから世界へ日記

October 2013

全部宝石でできたジュエリー(ドロップシリーズ)

全部宝石をつかったジュエリーを作りたいと考えて作ったドロップシリーズのお話です。

IMG_1176










パールハーモニーの定番となっているこの写真をご存知の方も多いと思います。簡単なように見えて実は多いに素材にこだわり、シンプルだけに細かいところまで気をつけてつくりました。使う石のストーリーもいっぱいつまったこのシリーズは、世界じゅうでたくさんの人にご愛用いただいています。

左から時計の方向
ルビードロップ(トップもチェーン部分も全部ルビーです)48,000円
アクアマリンドロップ(アクアマリン&淡水パールペンダント)25,000円
パイライトドロップ(金運のパワーストーン、パイライトと淡水パールペンダント)25,000円
特大淡水パールペンダント(びっくりするほど大きい淡水バロックパールのペンダント)58,000円
ブラックスピネルドロップ(キラキラ輝くモノトーンのブラックスピネル&淡水パール)25,000円

IMG_0621









コロンとした淡水パールのペンダントをきらきら輝くブラックススピネルのビーズと組み合わせたブラックスピネルドロップ。季節を問わずどんな装いにも合わせられるモノトーンジュエリーとして一番人気です。

パールは、表からみても裏からみても肉眼に見えるキズのないものを選び、色合いもきれいなもののみを選び、穴をあける場所も吟味。そしてトップをつけてペンダントに仕上げます。パール本体がとてもきれいですからあえて飾りのついたトップでなくシンプルなものにしています。

ブラックスピネルはその輝きからブラックダイヤモンドとよく間違われますが、色々な色のある宝石です。赤いものはルビーと間違われ、ヨーロッパの王室の王冠の中には大きなルビーとされていたものが実はスピネルだったとあとからわかったものもあります。

インド人の石屋さんが自ら危険をおかしてボディガードをつけて鉱山に入って買い付けてきたものをインドのジャイプールで一粒ずつ職人の手で細かくミリ単位でカットされるもので、特に光るものをじっくり石屋の担当者と一緒に選びます。石それぞれのストーリーを聞く事ができるのもジュエリーデザイナーの楽しみの一つです。

願いを叶えるパワーストーンとして日本でも人気のブラックスピネル。パールの組み合わせてお客様の内面とともに光輝いてくださるようにと願いをこめてつくりました。

IMG_2209









こちらは、オレンジが美しいカーネリアンドロップ。インドの職人さんたちの手によるミリ単位の加工石をオレンジピンクのパールのトップをつけてつくりました。

どちらもあざやかなオレンジ色ですが、全くの天然色です。
パールを専門とするパールハーモニーが選ぶこのオレンジ色の淡水パールはめったにないきれいな天然の色のパールです。色としてめずらしいものに加えキズがないものでこのペンダントのように大粒の10ミリ以上のものになるとなかなか良いものにめぐりあうことができません。
このペンダントにあざやかオレンジのカーネリアン。勇気がでるパワーストーンとされているそうです。どなたのもとに旅だっていくのでしょうか?

IMG_2206










ちょっと紫がかったガーネットの先にはパープル(紫)の淡水パールトップを配しました。この淡水パールもめずらしい天然の色です。

ガーネットは一月の誕生石ですから、一月生まれの方にお買い求めくださる方が多いのですが、もちろんこれがぴったりお似合いになるという理由でお買い求めくださるお客様もいらっしゃいます。
変わらぬ愛情、成功のパワーストーンとされていますが、つける人はそんなことも感じてくださるのでしょうか?

時々インド人の石屋さんのイチオシのもののみ選んで使っていますが、ガーネットは掘り出される鉱山によっても色が微妙に違います。こちらは青みのあるむらさきがかったガーネットでめずらしいものです。よくみかけるガーネットは深紅から茶色見をおびたものが多いようです。

ドロップシリーズは、一番先につくったのが夏だったので涼しげなアクアマリンシリーズに白いパールをつけました。その後、お客様が新しいものを楽しみにお待ちくださるので、ご要望にお応えしているうしにたくさんの種類に発展しました。

現在は、次のような種類の石をつかったシリーズとなっています。

ブラックダイヤのようなブラックスピネル
深紅のガーネット
黄緑が美しいペリドット
オレンジ色のカーネリアン
紫のアメジスト
マットに輝くオニキス
深紅のルビー
白の中にキラキラがたくさんはいったムーンストーン
すみれ色のアイオライト
透き通った茶色のスモーククオーツ
金運の石パイライト
とてもめずらしい薄いグリーンのグリーンアメジスト
グリーンがあざやかなグリーンオニキス

全部並べると虹のように輝く彩りです。
パールのトップも淡水パールの美しい選りすぐりのものの他、本物の南洋真珠をつかったものも取り揃えました。

とても不思議なことにちょっとの色合いでも似合う宝石というのは人によって違います。
ご自分に一番似合う色と宝石を見つけられるのがこのドロップシリーズの醍醐味の一つでもあります。

ぜひ次回の展示会ではお手にとってそのよさを感じていただきたいジュエリーです。



The Jazz Messengers Legacy Band ジャズメッセンジャーズレガシーバンド

1950年代から1980年末まで世界中をジャズの旋風に巻き込んだバンド、アート・ブレイキーとジャズメッセンジャーズ。
ジャズのメッセージを伝える人たちとして世界中にアメリカ音楽であるジャズを広めたすばらしいミュージシャンたちの集団です。
アート・ブレイキーArt Blakey1919年10月11日 - 1990年10月16日

「モーニン」、「チュニジアの夜」などの代表曲はみなさん、どこかで聞いたことがある有名な曲です。リーダーのアート・ブレイキーという人は、親日家としても有名ですが、若手ミュージシャンをたくさん育てたことでも有名です。現在世界で活躍している有名なジャズミュージシャンの多くがジャズメッセンジャーズから巣立った人たちです。

そのメッセンジャーズ卒業生の精鋭たちが今年30年以上ぶりにこの10月、メッセンジャーズサウンドを再現します。ニューヨーク、ボストン、サンフランシスコ、カンザスシティー限定です。

ピアノ担当のドナルド・ブラウン氏が我が家の双子ミュージシャンたちの先生で、我が家みんなで応援しているのでご紹介します。というか、応援できることはとても光栄なことです。

MessengerPromo











ジャズメッセンジャーズの精鋭たちの集まりを聞けるまたとないこのチャンス、私もカンザスシティーまで行って聴いてきます。
詳細は後ほどブログでご紹介いたします。


The Messengers Legacy (メッセンジャーズレガシーバンド)

 

ザ・メッセンジャーズレガシー(The Messengers Legacy)は、アート・ブレイキー&ザ・ジャズメッセージャーズというジャズの世界で最も影響力のあったバンドのエリートメンバーによるグループです。メンバーはベースマスターとして有名なレジー・ワークマン、アルトサックスにドナルド・ハリソン、トランペットはブライアン・リンチ、テナーサックスをビリー・ピアス、ピアノはドナルド・ブラウン、そしてドラム担当はラルフ・ピーターソン。アート・ブレイキーの誕生日である1011日にあわせて今年再結成されます。
 

このような由緒あるバンドをリードするドラマーは、ピーターソンよりふさわしい人はいないでしょう。30年前、当時21歳の新人だったピーターソンは1983年構成されたザジャズメッセンジャーズ2ドラムビッグバンドでブレイキーと共に演奏するドラマーに抜てきされ、マスター本人から直々に指導を受けました。ピーターソンは、ブレイキーが亡くなるまでビッグバンドでセカンドドラマーとして活躍しました。
 

レジー・ワークマンは1962年にザ・メッセンジャーズに参加。そして最も革新的な時期と呼べる時代のバンドメンバーです。それから50年後の今、レジー・ワークマンは、あの頃と変わらぬ華々しい活動を続け、プロデュース、音楽教育ワークショップ指導などの他、全米はもちろん国際舞台で定期的にツアーを行っています。ビリー・ピアスは、ピーターセンがミケルズに初出演した夜に共に出演。70年代後半から80年代中盤まで活躍した主要メンバー。ドナルド・ブラウンは1981年から1982年までジャズメッセンジャーズのメンバー。ドナルド・ハリソンは、1983年にメンバーとなり、ブライアン・リンチはアート・ブレイキーが亡くなるまで活動したザ・メッセンジャーズ最後のバンドメンバーの1人でした。
 

このミュージシャングループは自身にとって単なるバンドリーダーに留まらなかった人間の遺志を守り、伝え、そして讃えようとしています。このグループは、アメリカ音楽史において最も重要な音楽修行機関の一つであったバンドの新たな解釈を生み出す可能性を秘めているでしょう。ピーターソンは、メッセンジャーズの各世代を代表するメンバーが結集し、これが今一番本物のメッセンジャーズに近いバンドと言えると語っています。


日本でもこの音色が聴けるようになるといいですね!


アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

記事検索
プロフィール

ユークルチェ

QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ