Perla di Yukiko by ユークルチェ Joekeltje

ジュエリーデザイナー由紀子のテネシーから世界へ日記

ジュエリー

Perla di Yukiko

Perla di Yukikoスタートしました。
イタリア語で、「由紀子のパール」という意味です。

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デザイナー由紀子は、やっぱり大好きなパールが大好き。
これからクリスマスにむけて一粒ずつじっくり選ぶパールで作ったジュエリーをお客さまにお届けします。

11月6日はオハイオ州シンシナティで初めてのジュエリーショーを開催します。
お近くの方はぜひ!

アメリカにはスチュワーデス時代を数えると100回くらい来ていますが、オハイオ州は飛行場で一度乗り換えしたことしかないので初めての旅。
とても楽しみです。

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10月のテネシー州ジャクソンのショーでとても人気だった大粒南洋真珠のペンダント。

選りすぐりのきれいな真珠だからこそ、シンプルなトップです。
いろんな飾りをつけなくとも良い真珠は一粒で付ける人と調和してストーリーを自ら語ってくれるからです。

このクリスマスは、南洋真珠ペンダントトップが、各種お目見えです。

12月5日は、お昼はテネシー州ジャクソンの西テネシー・アーティザンのグループ展。
夜にはメンフィスに走って、ブルックス美術館のプレビュー・パーティ。
12月6日は、ブルックス美術館のクリスマス・アーティスト・マーケットに出展します。

ちなみに、ブルックス美術館は、知る人ぞ知る名画がたくさんあります。

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こちらはルノワール。

日本だと印象派の絵が一枚あるだけで全国から観光客が来ますが、メンフィスは、ひっそりと展示されているので、じっくりと向き合って鑑賞できます。

ユトリロ、シスレー、コローなどの名画にたくさん向き合えます。

メンフィスはフランスの印象派の画家たちを支えたコレクターたちがいた古い街なので、その人たち亡き後、美術館に寄付されたそうです。値段がつけられないような名画がたくさんある美術館でジュエリー展示ができるのもとても光栄なこと。

私のジュエリーをお買い求めになったらぜひすぐに装いに加えてそのまま名画を楽しんでおかえりいただきたい場所です。

ブルックス美術館クリスマスマーケットは、おつまみとワインもあるので、ハッピーにショッピングと名画を楽しめるメンフィスならではの優雅なイベント。

ぜひぜひお越しください!











全部宝石でできたジュエリー(ドロップシリーズ)

全部宝石をつかったジュエリーを作りたいと考えて作ったドロップシリーズのお話です。

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パールハーモニーの定番となっているこの写真をご存知の方も多いと思います。簡単なように見えて実は多いに素材にこだわり、シンプルだけに細かいところまで気をつけてつくりました。使う石のストーリーもいっぱいつまったこのシリーズは、世界じゅうでたくさんの人にご愛用いただいています。

左から時計の方向
ルビードロップ(トップもチェーン部分も全部ルビーです)48,000円
アクアマリンドロップ(アクアマリン&淡水パールペンダント)25,000円
パイライトドロップ(金運のパワーストーン、パイライトと淡水パールペンダント)25,000円
特大淡水パールペンダント(びっくりするほど大きい淡水バロックパールのペンダント)58,000円
ブラックスピネルドロップ(キラキラ輝くモノトーンのブラックスピネル&淡水パール)25,000円

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コロンとした淡水パールのペンダントをきらきら輝くブラックススピネルのビーズと組み合わせたブラックスピネルドロップ。季節を問わずどんな装いにも合わせられるモノトーンジュエリーとして一番人気です。

パールは、表からみても裏からみても肉眼に見えるキズのないものを選び、色合いもきれいなもののみを選び、穴をあける場所も吟味。そしてトップをつけてペンダントに仕上げます。パール本体がとてもきれいですからあえて飾りのついたトップでなくシンプルなものにしています。

ブラックスピネルはその輝きからブラックダイヤモンドとよく間違われますが、色々な色のある宝石です。赤いものはルビーと間違われ、ヨーロッパの王室の王冠の中には大きなルビーとされていたものが実はスピネルだったとあとからわかったものもあります。

インド人の石屋さんが自ら危険をおかしてボディガードをつけて鉱山に入って買い付けてきたものをインドのジャイプールで一粒ずつ職人の手で細かくミリ単位でカットされるもので、特に光るものをじっくり石屋の担当者と一緒に選びます。石それぞれのストーリーを聞く事ができるのもジュエリーデザイナーの楽しみの一つです。

願いを叶えるパワーストーンとして日本でも人気のブラックスピネル。パールの組み合わせてお客様の内面とともに光輝いてくださるようにと願いをこめてつくりました。

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こちらは、オレンジが美しいカーネリアンドロップ。インドの職人さんたちの手によるミリ単位の加工石をオレンジピンクのパールのトップをつけてつくりました。

どちらもあざやかなオレンジ色ですが、全くの天然色です。
パールを専門とするパールハーモニーが選ぶこのオレンジ色の淡水パールはめったにないきれいな天然の色のパールです。色としてめずらしいものに加えキズがないものでこのペンダントのように大粒の10ミリ以上のものになるとなかなか良いものにめぐりあうことができません。
このペンダントにあざやかオレンジのカーネリアン。勇気がでるパワーストーンとされているそうです。どなたのもとに旅だっていくのでしょうか?

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ちょっと紫がかったガーネットの先にはパープル(紫)の淡水パールトップを配しました。この淡水パールもめずらしい天然の色です。

ガーネットは一月の誕生石ですから、一月生まれの方にお買い求めくださる方が多いのですが、もちろんこれがぴったりお似合いになるという理由でお買い求めくださるお客様もいらっしゃいます。
変わらぬ愛情、成功のパワーストーンとされていますが、つける人はそんなことも感じてくださるのでしょうか?

時々インド人の石屋さんのイチオシのもののみ選んで使っていますが、ガーネットは掘り出される鉱山によっても色が微妙に違います。こちらは青みのあるむらさきがかったガーネットでめずらしいものです。よくみかけるガーネットは深紅から茶色見をおびたものが多いようです。

ドロップシリーズは、一番先につくったのが夏だったので涼しげなアクアマリンシリーズに白いパールをつけました。その後、お客様が新しいものを楽しみにお待ちくださるので、ご要望にお応えしているうしにたくさんの種類に発展しました。

現在は、次のような種類の石をつかったシリーズとなっています。

ブラックダイヤのようなブラックスピネル
深紅のガーネット
黄緑が美しいペリドット
オレンジ色のカーネリアン
紫のアメジスト
マットに輝くオニキス
深紅のルビー
白の中にキラキラがたくさんはいったムーンストーン
すみれ色のアイオライト
透き通った茶色のスモーククオーツ
金運の石パイライト
とてもめずらしい薄いグリーンのグリーンアメジスト
グリーンがあざやかなグリーンオニキス

全部並べると虹のように輝く彩りです。
パールのトップも淡水パールの美しい選りすぐりのものの他、本物の南洋真珠をつかったものも取り揃えました。

とても不思議なことにちょっとの色合いでも似合う宝石というのは人によって違います。
ご自分に一番似合う色と宝石を見つけられるのがこのドロップシリーズの醍醐味の一つでもあります。

ぜひ次回の展示会ではお手にとってそのよさを感じていただきたいジュエリーです。



琥珀ジュエリーストーリー

社会現象ともなった「あまちゃん」が最終回をむかえました。
琥珀発掘家のべんさんがいつも琥珀を磨いているのが印象的でした。

パールハーモニーでは琥珀とパールをつかったジュエリーを作成しています。

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特大琥珀ペンダントネックレス、128,000円

こちらは、リトアニアの工房で加工された大きなペンダントトップに琥珀と淡水パールでチェーンをつけたペンダントタイプ。ペンダント部分の裏側を焦げ茶色に加工してありますので、琥珀の中にある花びらが浮き上がって見える一点もの。

ペンダント部分は、光沢が良い軽い淡水のバロックパールとリトアニア産の琥珀に細かいカットを施してある粒を交互に並べました。琥珀の一粒一粒に細かいカットが施してあり、色合いも焦げ茶色からうすいレモン色まで少しずつ違う色をならべてグラデーションがあるようこだわりました。

仕上げも腕利き職人が一粒ごとに珠止めをして大変丁寧に仕上げてあります。

琥珀は数千万年前の樹液の化石。太古のロマンがぎゅっとつまっている上になんといっても軽い!
このすばらしい素材をもっと広くいろいろな人たちに愛用していただきたいと、パールと組み合わせることによって顔うつりの良いジュエリーに仕上げることができました。

あまちゃんで有名になった久慈の琥珀ですが、現在取引されている琥珀は、ほとんどが、ポーランド、ロシア、リトアニアなどのバルト海に面した国々のものです。

それぞれの国の工房がカットや加工技術を競っていますが、カットされた琥珀はリトアニアの工房、ごつごつ感のあるものはポーランドの工房でできたものを使っています。それぞれの工房に特性があります。

また、カリブ海のドミニカ共和国で産出される琥珀はうっすらと青みがかった琥珀があり、これはブルーアンバーと呼ばれ、大変高価な宝石として取引されています。

琥珀はもともとは乳白色をしているらしいのですが、独特の茶色を出す為に熱加工をして色味を出しているのだとか。
買い付けのときに工房の人たちからいろいろなおもしろいお話を聞けるのもジュエリーデザイナーの楽しみのひとつです。

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こちらは、ポーランド産の琥珀の一粒をシックな茶色の小粒パールでネックレスに仕上げたネックレス。気軽にお使いいただけるお手頃価格のジュエリーです。
9,000円

琥珀の中に花びらがうっすらと浮いている上質の琥珀は、10ミリ玉でかなりの存在感があります。

琥珀はパワーストーンともされ、金運、人運によく、長寿も石言葉とされる幸運の石だそうです。
今年の秋冬は、琥珀で気持ちも暖かくなってみませんか?





 

北秋田市ジュエリーショー

ちょっと遅れましたが、アジアツアーのご報告です。

今回のパールハーモニーアジアツアーは、千葉県我孫子市、東京東銀座に加えて、
初めて私の地元秋田県北秋田市でもジュエリーイベントが開催されました。IMG_5663











3年ぶりの故郷で出会った懐かしい面々と新しいお客様にお越しいただきました。

ジュエリーに加えて秋田ではアマチュア声楽家由紀子がピアニスト土濃塚真知子さんと一緒に歌声を披露。二日間にわたってたくさんのお客様と一緒に「花は咲く」「浜辺の歌」の日本語の歌にオペラのアリアなどイタリア語や英語の歌曲を歌いました。

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ピアニスト、土濃塚真知子さんとの共演のコンサートはこれで3度目なのでなごやかにのびやかに2人で楽しくコンサート。
曲と曲の合間にかれこれ20年くらいになる海外暮らしのお話しなどを交え、ご来場のお客様と一緒に楽しむことができました。

イベントの様子は、秋田県魁新報など地元4社の新聞社に取材されて新聞記事になりました。
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秋田魁新報の記事

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写真の一番右がまちなかトーブの村岡典子さん、今回のイベントでとてもお世話になりました。

たくさんのすばらしい出会いに感謝し、とっても濃厚で楽しい時間を過ごせてうれしい故郷訪問となりました。
お越し下さったお客様、お手伝いくださった皆様、本当にありがとうございました。

 

折り鶴ピアス

折り鶴でピアスをつくってみました。

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メンフィスは、130万人の人口に対して日本人は200-300人と数の少ないところ。
テネシー日米協会という会もありますが、
日本人の人が集ることもあまりない土地柄です。

先日メンフィスボタニックガーデンにて「おいしいJapan」というイベントをお手伝いし、
日本のことをメンフィス近隣の人たちに知ってもらうため
食品のほか、クラフトも販売しました。
それで好評だった折り鶴ピアスを一歩発展させたものを作ることにしました。

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長年ジュエリー作りをしてきた私ですから、お手のものです。

千代紙で鶴を折り、ニスを塗り、ビーズや石を使って
2段、3段重ねのカラフルなものをつくりました。

凝り性の常で、作り出すと楽しく、アクリル絵の具で色を塗ったりして、
工夫も楽しいです。
メンフィスでは日本のものはあまり揃わないので手作りが多いですが、
こうやってやってみるとやはり、ものづくりは楽しいものですね。

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早速、メンフィスの美術館のショップにも並びました。
ヨーロッパの巨匠芸術家の所蔵作品の多いBrooks Museum of Artのギフトショップです。

どんな人たちの耳元を飾るのでしょうか?

3月24日のメンフィスボタニックガーデンでのお花見会でも販売予定です。
おにぎりやお茶席を楽しみながら、桜の花を楽しみ、
折り鶴をみて日本のことをアメリカの人たちに知ってもらたえたらと思います。



 
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