Perla di Yukiko by ユークルチェ Joekeltje

ジュエリーデザイナー由紀子のテネシーから世界へ日記

文化、言語

Steve Maguire (スティーブマグワイア)エクセルをつくった人

義兄夫妻が遊びにやってきました。
義兄は、Steve Maguire (スティーブ マグワイア)といって、
マイクロソフトでみなさんが使っているエクセルというプログラムを開発した伝説の5人の1人。
プログラマーの世界では大変に有名な人です。

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エクセル開発後、28歳でマイクロソフトを去り、執筆活動や講演などをしています。

このたび自筆の本の改訂版が出たといって持ってきてくれました。
20年前に書いた本ですが、
現在もコンピュータープログラマーの必読書として売れ続けているので
改訂版を出したそうです。
マイクロソフトやフェイスブックのプログラマーも必読だそうです。

内容は、所々にいろんなエピソードがあって私のような素人にも読める部分が多いです。
本人曰く、プログラミングにあたってのハウツーではなく、
仕事するにあたっての発想や心構えを書いたので
ロングセラーになっているのではと言っていました。 

本人は、高校生の卒業アルバムで将来物書きになりたいと書いた人ですが、
本当に何冊か本を出版。

最初の出版がこの本で、16カ国語に翻訳されて世界中の人たちに読まれているそうです。
もちろん日本語にも翻訳されて販売されています。(マイクロソフトプレス)
スティーブマグワイアといえば、日本のプログラマーの人たちにもよく知られる名前だそうです。

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コンピューターの世界は、毎日どんどん進化しているので、
こういうハウツーもので20年も売れ続けるというのはすごいことだと思います。

本人はというと、とても気さくでおもしろい人です。
話し好きで、新しいもの、おもしろいことが大好き。
いろんなことに興味があって大きな目をキラキラさせてワクワクするのが大好きです。

生まれつきの難聴で耳がよくきこえませんが、
それを苦にする事なくのびのび育った人です。
家族も本人も耳が聞こえにくいことをちっともハンデと思わず、今もそれは変わりません。
それもユニークな発想に組み込むような人なので、
エクセルというプログラムを作って世界中に届けることができたのかもしれません。

以前は、補聴器をあまり使っていなくて
唇を読んでもらうために正面で話していましたが、
今は、補聴器を使うようになったので今回はいろんな話ができておもしろかったです。

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スティーブと奥さんのベス。
とっても賢く心の広い奥さんで、2人ともとても仲良し。
とてもすてきなカップルです。

ちなみに、スティーブのお父さんは日本航空の外人パイロットだったので、
中学校と高校は日本育ち。
今はもうなくなってしまった横浜のセントジョセフというインターナショナルスクールの卒業生です。

日本で育ったということも
彼の中のユニークな発想の源になっているようです。

参照

ライティングソリッドコード − バグのないプログラミングを目指して
スティーブマグワイア著、マイクロソフトプレス

Writing Solid Code, Second Edition
Steve Maguire
 

Steve Maguire  Wikipedia 

シチリアの銀婚式

イタリア、シチリア島に住んでいる友人の銀婚式に行ってきました。


銀婚式のピーナとアンディを囲んで

イタリアの友人ピーナとアンディは、25年来の友人。
イタリア語を勉強していたころに知り合い、お互いに何度も行き来して、親戚同様にお付き合いしている親しいお友達です。
長女のアンナ洋子ちゃんの名づけ親にもなっている私は、銀婚式のお招きをうけ、はるばる香港からかけつけました。

 
教会のミサは結婚式と同じ様式、  たくさんのお祝い客
 
25年間仲良く連れ添ってきたピーナとアンディはその人柄からたくさんの人たちが教会のミサにかけつけて大きなお祝いモード。

 
伴奏のオルガニストと一緒に、コミュニオン中の神父様

私は、お祝いにラテン語でアベマリアを歌いました。
神父様が参加者にパンを配るコミュニオンの間になんと練習なしの全くのぶっつけ本番。まずまずのできでオルガニストと一緒に記念写真に収まりました。私は香港から来たのでチャイナドレスにもちろん白のロングパール。

  
おうちのお茶のテーブル、ご主人自らおもてなし

教会のミサのあとは、パーティまで親戚や親しい友人を自宅に招いておもてなし。

 
シチリアの名産、マジパンのお菓子に銀色のコンフェッティ、プレゼントの数々

イタリアのエスプレッソコーヒーとシチリア名産のマジパン菓子でわいわいがやがや。楽しくおしゃべりする姿はどこも一緒ですね。

 
決意も新たな家族写真、いつも仲良しのお二人


25の大きな風船

引き出物は、お花でかざられたコンフェッティ(アーモンド入りのチョコレート)と目覚まし時計。このコンフェッティは、イタリアでは、お祝い事にかかせないということ。TPOによって飾り付けが違うそうです。

大きな銀色の25の風船は子供たちからご両親へのプレゼント。すてきな家族ぶりがしのばれます。

こうやってたくさんの人たちに応援されて着実にすてきな家庭を築いてきた
アンディとピーナ。こういう人たちとお友達で私もとってもしあわせです。
どうぞ、これからもますます仲良くおしあわせに!

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