Perla di Yukiko by ユークルチェ Joekeltje

ジュエリーデザイナー由紀子のテネシーから世界へ日記

メンフィス

Opera Memphisに出演してきました

オペラメンフィスのイベントで歌ってきました。

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メンフィスにはオペラメンフィスというオペラカンパニーがあります。メンフィス市の閑静な住宅街に立派なオペラセンターがあり、世界の錚々たるオペラ歌手を招いて年4回の公演が行われます。州立メンフィス大学の音楽部声楽科とも提携しています。

デザイナー由紀子は時々シンガー由紀子になりますが、今回は、オペラメンフィスによるオペラ啓蒙コミュニティーイベントの合唱団の一員に加えてもらいました。


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オペラメンフィスは、9月をオペラ月間として30日間毎日街のどこかでオペラが聞こえるというイベントをしています。その一つにメンフィスのオーバートン公園にあるレビットシェル野外音楽堂でコンサートがありました。

レビットシェルは、メンフィスの由緒ある野外音楽堂、夏の間は毎週コンサートがあり、グラミー賞受賞者など世界的に有名なアーティストもたくさん出演して約50回のコンサートがあります。
そして、なんと、すべてのコンサートが無料です。

メンフィスは、19世紀から20世紀にかけて世界の綿花取引の中心地としてとても栄えた街。
今は綿花取引もなくなり、だいぶ寂しくなりましたが、かつての栄華が残してくれた財団がいくつかあってメンフィスでの文化活動が支えられています。世界的なアーティストが多く訪れ、市民は無料または格安の料金で世界的レベルの本物の芸術を楽しむことができます。

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こちらは、コンサートのフィナーレです。
私たち合唱団は、プッチーニのオペラ、ツバメから「あなたの爽やかな微笑みに乾杯」、ヴェルディのオペラ、イルトロバトーレから「鍛冶屋の合唱」、そしてフィナーレにはクイーンのボヘミアンラプソディーを歌いました。

子供たちも多いコンサートのせいか、突然、ピカチューとゴジラも登場。
ピカチューがなぜかオレンジ色でしたが、一緒にボヘミアンラプソディーを歌って(?)踊りました。

由緒あるレビットシェルでプロのオペラ歌手たちと一緒に歌えるとてもすてきな体験でした。







 

折り鶴ピアス第2弾

折り鶴ピアスが人気です。

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日本人の少ないメンフィス地区(領事館に登録している人で200人弱)で
日本のイベントをお手伝いする時などに販売できるものをということから作りはじめた折り鶴ピアス。

一度このブログでもご紹介しましたが、反響が多くてびっくりしています。
ものづくりが好きでデザイナー由紀子になりましたので、
鶴もつくっているうちに写真の様にどんどん凝ったものになっています。

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作っているうちに試行錯誤がたくさんあり、
結局日本の和紙が一番きれいな鶴に仕上がることがわかりました。
和紙をちょうど良い大きさにカットすることからはじめ、
一羽ずつ折り鶴を折り、ピアスに仕上げます。
最初は鶴だけだったものが今ではこのように3段重ねのビーズつきになりました。
紙もいろいろな色、模様を使い、つける人たちが楽しめるように工夫しました。
無地や無地に近い紙にはアクリル絵の具で彩色もします。

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これは新作のループ型のパーツにとりつけた折り鶴ピアス。
耳元につけるとゆらゆらゆれてとても優雅。

パールジュエリー作成の合間にできることとしてはじまりましたが、
現在は、由緒あるメンフィスブルックス美術館のギフトショップで販売中。おかげさまで人気アイテムになり、定期的に新作を販売しています。

12月8日にはブルックス美術館のクリスマスイベントにも参加します。
メンフィスのクリスマスには欠かせないイベントに今から参加要請が来るのは大変めずらしいことです。ジュエリー関係は競争が激しくて出店出来ない人がほとんどなのだとか。

そして、メンフィスボタニックガーデンでも販売が開始されることになりました。

広大な敷地をもつ美しいガーデンには、日本庭園もあり、日本から寄贈された桜の木も植えられています。このピアスたちが日本とアメリカの架け橋となってくれるかもしれません。

そして、たくさんの願いをこめた折り鶴ピアスたちが皆さんにしあわせを運んでくれますように!

Memphis Brooks Museum of Art

1934 Poplar Avenue  |  Memphis, TN 38104 
P. 901.544.6200  |  F. 901.725.4071

Directions to the Memphis Brooks Museum of Art


Memphis Botanic Garden

750 Cherry Road | Memphis, TN 38117 |
MAP IT


エルビスウィーク@スタックス

メンフィスの8月は世界中から集るエルビスファンでにぎわうエルビスウィークがあります。
メンフィスに住んで3年目になりましたが、一度もエルビスウィークのイベントになかったのですが、今年は、いつも親子でお世話になっているスタックスでイベントがあったのではじめて出かけてきました。

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スタックスは、エルビスがレコーディングをしたことでも有名です。エルビスが亡くなって36年になりますが、今年、1973年に行われたエルビスのスタックスでの録音の復刻版が発売され、レコーディングミュージシャン(ベース演奏)のノーバート・パットナム(Norbert Putnam)さんを招いてのイベントがありました。


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会場は、エルビスファンでぎっしり。私は立ち見席で参加させてもらいました。
現在は、テネシー州ナッシュビルで音楽プロデューサーとして活躍するノーバートさんはレコーディングの様子を楽しそうに話してくれました。
緊張して参加したレコーディングセッションだったらしいのですが、エルビスが気さくでとても楽しかったのだとか。ニコニコ楽しそうに思い出を話していました。

ノーバートさんがCDにサインしてくださいました。(上の写真)


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当時のエルビスが来ていた衣装も陳列されていました。
 




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レコーディングスタジオは当時の建物を再現しています。
エルビスが73年の7月と12月の2回レコーディングしたときのスタジオの様子は今も博物館で見る事ができます。


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スタックスレコードは、1975年になくなり、建物も壊されてしまいました。
長いこと荒れ地となっていたらしいですが、1989年に現在の博物館が建てられました。
現存する当時のものは、玄関先にあるこのタイルの看板のみです。 

イベントのあと、ノーバートさんはファンと気軽にお話しし、サイン、写真に快く応えていらっしゃったので私もお話しさせてもらいました。来年にはスタックスミュージックアカデミーに来て生徒たちにお話ししてくださる計画があることを聞いてうれしくなりました。

アメリカの音楽関係の方たちは有名人といえ気さくで親切な人が多いですね。
今回も、すてきな人となりを近くでみることができ、すてきな経験をさせていただきました。 

Stax Museum of American Soul
  • 住所: 926 E McLemore Ave, Memphis, TN 38126
    電話:(901) 942-7685
    営業時間:
     
    月曜日13時00分~17時00分
    火曜日10時00分~17時00分
    水曜日10時00分~17時00分
    木曜日10時00分~17時00分
    金曜日10時00分~17時00分
    土曜日10時00分~17時00分
    日曜日13時00分~17時00分

  • Backermann's Bakery ーキリスト教メノナイト派のパン屋さん

    メンフィスから高速64号線を東に約1時間ほど車で行くと
    ホワイトビルという小さな町にベッカーマンズベーカリー&チーズショップがあります。
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    すっかり手作りとは縁遠くなってしまった先進国アメリカのオアシスのようなパン屋さんです。


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    キリスト教メノナイト派のYodar一家が昔ながらの製造法でパンを作って販売。チーズも昔ながらの方法でつくる手作りのものです。
    写真は、ヨーダー家のおばさんが昔ながらのドレスを着て帽子をかぶって作業している様子です。


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    家族経営なので、一家の子供たちはみな学校が終われば親の仕事を手伝うそうで、6人の子供たちが和気あいあいと働いていました。(1人は赤ちゃんでしたが)
    写真にうつっていませんが、女の子たちはやはりオランダ風のレースの帽子をかぶっていました。

    メノナイト派は、オランダ、フリースランドのMenno Simons(15世紀)の教えを伝えるキリスト教一派なので、21世紀の今でもオランダの当時の服を着ている人も多いようです。男性は皆現代風の格好をしていますが、女性はロングドレスにレースの帽子です。


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    棚にならぶ焼きたてのパン。
    ライ麦パンや、穀物がいろいろ入ったパンなど、ちょっとなつかしいオランダやドイツのパンにも似ています。
    でも、オランダ在住経験のある私には、やはりアメリカ的な味がしました。

    保存料を使っていないので、このパンは早めに食べないいけません。
    保存料たっぷりのパンがほとんどの土地柄ゆえうれしいことです。

    お店の雰囲気が昔のアメリカ風でおもしろく、ドライブの途中でたちよるとサンドイッチをその場でつくってもらって食べることもできます。ゆっくりすわって食べる場所もあります。
    ハムやチーズも昔ながらの工法でつくっているのでちょっとほっとする味です。

    テネシー州のような食文化があまりない所に住むと、日本人もメノナイト派の人たちのようにパンまで手作りの人が多いですが、たまにはこういうパンもいいですね。

  • Backermann's Bakery & Cheese
    地図 
  • 住所: 260 U.S. 64, Whiteville, TN 38075
    電話:(731) 254-8473




  • Rowan Oak - ウィリアムフォークナー(ノーベル文学賞作家)の家

    メンフィスから南東へ1時間半ほど車で行くと
    オックスフォードというこぢんまりしたミシシッピ大学のある大学街があります。
    そこにある、ノーベル文学賞を受賞した20世紀アメリカ文学の巨匠、
    ウィリアム フォークナー(William Faulkner、1897-1962)の家を訪れました。
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    Rowan Oak(ローワンオーク)と名付けられた白い家は、 森の中の木立を通り抜けたところにあります。

    広々とした敷地にたてられた家は、当時のままに残されていて、フォークナーの普段の生活がしのばれます。
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    書斎にあるこのタイプライターでたくさんの傑作が生み出されました。
    ゴルフバッグが立てかけてありました。

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    書斎の壁に書かれていたフォークナー自筆のメモ。
    月曜日、火曜日などの一週間分のメモは「寓話」の内容を書き残したものだそうです。
    几帳面な字から人柄がしのばれます。

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    1950年にフォークナーがストックホルムでノーベル文学賞を受賞した 様子です。

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    フォークナーは1955年、日本の長野にセミナーで訪れており、
    そのときに持ち帰った日本人形が客間に飾ってありました。

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    フォークナー家の食堂。
    フォークナー家には、あとになってから母屋に台所が設けられたそうですが、
    買い取った当時は、台所は離れにあったそうです。

    当時のアメリカ南部の社会的に地位のある家庭ではメイドがいて、
    裏にメイドの住む離れ、
    またその人たちが料理をする台所が別棟に建てられるのが普通だったそうです。

    昔の奥さんたちは、料理をすることもない生活をしていたようです。

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    グランドピアノのある客間。
    入口を入ってすぐ右側にあります。


    子どものころ、家の書棚にあった世界文学全集からひっぱり出して読んだのが
    フォークナーの「八月の光」、「サンクチュアリ」でした。
    中学生の私には重く難解な題材で話の内容もあまり覚えていませんが、
    フォークナーという名前の作家がいたことはよく覚えています。
    今、私はその人が暮らしたところからさほど遠くない土地に暮らしています。

    夏になると40℃近くの気温がずっと続く暑い暑い八月。
    奴隷を使って栽培していた綿花の畑。
    青空の日が多く、明るい大地ですが、
    アメリカ南部はとても複雑な人間関係がある土地柄です。

    少女の頃、遠い日本から思いを馳せていた大地に私が今暮らしていることに感慨の念を覚えます。

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    いつもは晴れるのに、訪れた日はあいにくの小雨模様。
    庭に紫の花が咲いているのがとてもきれいでした。

    参照
    ウィリアム フォークナー Wikipedia


    Rowan Oak
    住所: Old Taylor Rd, Oxford, MS 38655
    電話:(662) 234-3284
    営業時間:
     
    月曜日定休日
    火曜日ー土曜日10時00分~16時00分
    日曜日13時00分~16時00分










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