メンフィスの伝説的レコードレーベルを展示するスタックスミュージアムの10周年記者会見にお呼ばれしました。
一時は世界に名を馳せたスタックスですが、レコード会社がそのドアをしめて長いこと荒れるままになっていた土地にスタックス復興のプロジェクトでたくさんの人たちが15年間前からがんばって10年前に復興。
そのあと多くの人たちの尽力があってここまでやってきたことを記念する会でした。
たくさんのテレビ局、新聞、雑誌記者さんたちに混じって私も写真を撮ることができました。
スタックスのレジデンスミュージシャンでグラミー賞受賞のミュージシャン、Kirk Whalum ( カーク ウェーラム)さんが、スタックス傘下のSoulsville Charter Schoolの生徒たちと一緒に演奏してお客様をお出迎えしました。
いつもながら、ほれぼれとする演奏です。
こちらがメンフィス市長さんのA.C. Wharton(ウォートン)さん。
ユーモアたっぷりのお話しをしてくださいました。
メンフィスは、車で3時間半ほどのナッシュビルがライバル。
ナッシュビルは、今年ニューヨークタイムズのアメリカのIT City(注目の都市)の一つに選ばれましたが、メンフィスは、ナショナルジェオグラフィック誌で今年度の行ってみたい街世界20選に選ばれています。世界が注目する街なのでメンフィスに軍配だそうです。
そして、メンフィスには、「本物」があるとのこと。
本物、とは、世界に名を馳せるスタックスのことです。
イベントのスペシャルゲストには、メンフィスの本物セレブが登場。
老舗Peabody Hotel(ピーボディホテル)のカモたちです。
時間が来るとホテルロビーの噴水池に赤い絨毯を歩いてお出ましになるこのカモたち。
一日に数回のお出ましですが、その時間にはたくさんの人が見学にやってきます。
メンフィスの立派なセレブとして活躍しています。
レッドカーペットに本当に慣れているカモは、迷う事なくまっすぐに赤い絨毯の上を歩くのでした。
スタックスに関わって1年がたち、スタッフが本当にがんばっているのを目にしているので、
10周年の重みを感じながら、セレブ鴨に癒されてうれしい一日となりました。